ゆる~く近代史

かたくるしい表現の多い近代史を、ゆるーく紹介していくことを目指しています

はじめのご挨拶と日本近代史のおおまかな流れ

こんにちは。

 

私は、100年前.jpというブログを運営しています。100年前の新聞の社説記事を現代語訳して掲載しているサイトです。

 

上記のサイトを作る際に、私自身はすごい面白いな~と思って作っているのですが、いきなり上記のサイトにアクセスして、面白いなぁ~と思っていただける方も少ないのかな、と感じています。じゃあブログを読んでいただくために、この参考書を読んでください、というのも、ちょっと違うなと思います。

 

また、市販されている日本の近代史に関する本は難しすぎたり、逆に簡単すぎたり、良い本なんだけど高価だったり、なかなかこの書籍を、というおススメのものが無いなー、と感じています。

 

近代史を題材とした小説も、幕末や日露戦争に関しては沢山の本がありますが、その他の時代に関しては、あまりメジャーなものはありません。

 

ということで、じゃぁまぁ自分で幕末から100年前までの日本近代史を紹介する文章を作ってみようかな、と思い立って、このブログを始めてみます。

 自分自身の頭の整理にもなると思いますし。

 

「歴史」というジャンルには、常にイデオロギーの問題がつきものです。このサイトは右でもなく左でもなく、イデオロギーから離れて気楽に読めるものを目指しています。ふーんそうなんだ、というような感じで読めるもの、サイトの名前もそこからつけています。

 

さてさて、近代史の始まりは、ペリー来航から始めることが多いのですが、今回はまず一回目ということで、私の理解する日本の近代史の流れを大きくまとめてみますね。

 (他にもいろんな区分の仕方がありますので、あくまで私の頭の中の理解です ‐ とか書いていると、どんどん固くなってくるのですが)

 

1. 幕末 (1853年~1868年)

 

ペリーの来航から、江戸幕府が倒れて、明治新政府が誕生するまでの時機です。

開国により幕藩体制がゆらいでいき、最終的には根本的に国のかたちを変えないといけない、という意識に変わっていきました。

 

2. 新国家建設期(前期) (1868年~1878年

 

新しい政府が出来て、いろんな政策を急進的に行った時期です。新しい政策を行なう上で、反動もありました。その最後の反動である西南戦争が終了し、その後維新の立役者である大久保利通が暗殺されるまでの時期です。

 

3. 新国家建設期(後期) (1878年~1890年)

 

新国家建設前期の動揺が終わり、統治が安定してきました。次に、憲法、国会といった先進諸外国と同様の制度を作っていこうとした時機です。

 

4. 新国家運用期 (1890年~1910年ごろ)

 

憲法、国会が出来て、それを試行錯誤しながら運用していった時期です。日清、日露の戦争もあり、不平等条約も改正され、対外的な地位も確立されました。

台湾、朝鮮半島と、海外植民地を獲得しました。

また、明治維新の第一世代から第二世代への世代交代も、無事に行われました。

 

5. 安定期 (1910年ごろ~1927年)

 

国家の運営が安定してきて、国民の政治参加意識が高まった時期です。

同時にアジアの大国として、帝国主義的な競争に参加しつつ、国際的な役割も果たしていきます。

 

6. 危機期 (1927年~1937年)

 

金融恐慌から、社会が不安定となり、軍部が台頭してきた時期です。

 

7. 戦争期

 

 

週1回ぐらいのペースで、高校の教科書の2~3倍の情報量のものを作ろうと思っています。

出来るだけ漢字の割合を少なくしようと思っているのですが、なかなか難しいですね。

 

では、今日のところは以上です。